船橋市での外壁塗装の助成金について
千葉県の船橋市にお住まいの方で外壁塗装を検討されている方は、費用面についても悩むポイントであるといえます。そこで気になるのは、助成金や補助金の存在ではないでしょうか。
本来、助成金や補助金は外壁や屋根の塗装工事において受け取ることが可能となっています。しかし2022年現在においては、国からの外壁塗装助成金は設けられていません。
そのため、各地域の制度を確認することが大切です。助成金は審査がなく、要件を満たせば受けられる制度であるため、ここでは、幅広い人が利用できる可能性の高い外壁塗装の助成金について詳しく見ていこうと思います。
船橋市の外壁塗装の助成金は?
船橋市の助成金制度としては、2つ用意されています。しかし、外壁塗装の助成金ではなく、内装リフォームに関する助成金です。
その助成金は「住宅バリアフリー化等支援事業」と「雨水浸透ます等設置補助事業」の2つです。中でも、住宅バリアフリー化等支援事業の助成金が外壁塗装の工事内容に含まれると考えられます。
住宅バリアフリー化等支援事業と対象となる住宅について見ていきましょう。
船橋市の住宅バリアフリー化等支援事業
船橋市の住宅バリアフリー化等支援事業は、自宅内での転倒による事故やヒートショックによる心筋梗塞などを予防することを目的としており、安心して長く居住することが可能なように支援する取り組みです。自宅のバリアフリー化などにかかる一部の費用を助成するもので限度額は10万円となっています。
合計金額が3万円以上の工事において、費用の10分の3を助成してくれます。該当する工事内容は、手すり、スロープの設置や室間の段差解消、浴室の改修、トイレの改修、引戸等への変更、廊下等の拡幅、椅子式階段昇降機の設置、断熱改修となっています。
この工事内容の中では、断熱改修が外壁塗装に該当すると考えられます。そのため、船橋市の住宅バリアフリー化等支援事業であれば、助成金を申請することは可能でしょう。
住宅バリアフリー化等支援事業を受けられる住宅とは?
船橋市の住宅バリアフリー化等支援事業を受けることができる住宅の条件を紹介していきます。住宅条件としては4つあります。
1つめは、市内に既存する住宅であることです。併用住宅であれば、居住部分のみを対象とし、共同住宅の場合は、専有部分のみが対象となります。
2つめは、登記されている住宅であること、3つめは建築基準法に適合する住宅であること、4つめは市内に支店などを有する、または対象となる住宅の建設を行った施工者であることが条件となっています。また対象世帯に関しての条件も本来であればいくつかありますが、断熱改修に関しては、制限がありません。
そのため、対象となる住宅であれば申請が可能でしょう。しかし次に紹介する注意点においてもしっかりと確認しておくことが大切です。
雨水浸透ます等設置補助事業
続いて紹介する外壁塗装の補助制度は、「雨水浸透ます等設置補助事業」です。この制度は、大雨による様々な災害から身を守るためにつくられました。
雨水浸透ます等設置補助事業が適用されれば、最大で8万円の補助を受け取ることが可能です。
しかし、目的は防水設備の設置であるため、貯水タンクや雨水浸透ますの導入が必須条件となっています。外壁塗装のみでは対象とならないので、利用を考えている方は注意してください。
リフォーム事業費助成
外壁塗装はリフォームのうちにはいります。そのため、船橋市が用意しているリフォームに関する助成金の利用が可能です。こちらではその中でも特に人気なものを紹介していきます。
高齢者住宅改造資金
高齢者住宅改造資金は、介護が必要な方を対象とした住宅の設備改善が必要な世帯への補助金を行っています。こちらは上限が50万円とかなり高額になっており、100万円以上かかる外壁塗装がかなりお得になるでしょう。しかし、外壁塗装で助成金を受け取る場合は、介護者への支援目的を用意しなければなりません。
木造住宅耐震改修助成事業
木造住宅耐震改修助成事業は、耐震工事だけでなく外壁塗装を利用したリフォームにも利用できます。条件は、船橋市内で平成12年5月以前に建てられた木造住宅ですが、最大で70万円まで受け取ることができます。今年度(令和4年)の締め切りは11月30日のため、利用を考えている方は早めに手続きを行いましょう。
船橋市で助成金を受けるうえでの注意点
実際に船橋市の住宅バリアフリー化等支援事業を受けるときにはどんな点に注意すればよいのでしょうか。ここでは注意点を3つ紹介します。
1つは、税金を納税していないことです。当たり前のことですが、国に納める税金はしっかりと納税し、滞納していないことが絶対条件となります。
2つめは、申請期限を守り、余裕を持って申請することです。助成金の申請は、工事の着手前であり、締め切り期限が定められています。
また必要な書類もいくつかあるため、きちんと確認をして、提出漏れがないように注意しましょう。実際に助成金を申請し、適応されるまでには約1か月から3か月ほどかかります。
そのため、助成金の締め切り期限や工事開始日を前もって確認し、余裕を持って申請書類などを揃えていくようにしましょう。たとえ締め切り前であっても、船橋市が住宅バリアフリー化等支援事業に利用する金額の上限に達した場合にはその時点で受付終了となるため、早めに申し込むことをおすすめします。
3つめは、遮熱塗料を利用する工事でないと適応不可となってしまうことがあることです。
これまでも紹介しているように外壁塗装に該当する工事は断熱改修です。そのため遮熱塗料を利用する工事でないと該当されない可能性もあります。
助成内容をしっかりと理解し、確認したうえで申請、工事を行っていきましょう。
助成金以外で外壁塗装を安くする方法
こちらの記事では、船橋市で外壁塗装を利用する際の助成金について紹介しました。どの制度も魅力的な内容でしたが、「助成金が下りなかった」「募集が締め切られていた」という悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
そんな方でも外壁塗装を安く利用する方法があります。それは、「火災保険やカード決済を利用する」ことです。条件は厳しいですが、適用されれば助成金より高い補助金が出る場合も。できるだけ安く済ませたいのであれば、こういった制度を利用するのも一つの手です。
これらについてさらに詳しく解説していますので、知りたい方は
・カード決済はできる?外壁塗装の支払い方法とは
・外壁塗装に火災保険を適用するための条件とは?
をチェックしてください!
まとめ
こちらの記事を読んで、船橋市ではたくさんの助成金制度を用意していることが分かったと思います。しかし、助成金の申請を行っても100%通るとも限らず、自身ですべてを行うのも容易ではありません。
そのため、外壁塗装業者などにサポートしてもらいながら進めていくとスムーズでしょう。また専門知識を持った外壁塗装業者であれば、助成金の申請率も高くなると考えられます。
そのためには優良な外壁塗装業者を見つけて、依頼することが非常に重要となるでしょう。このサイトでもいくつかおすすめの外壁塗装業者を紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。
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